指輪の話。
去年のクリスマスプレゼントで指輪をもらった。
とはいえペアリングでも華奢な指輪でもなく私がほしいと前々から言っていたおしゃれリングだ。
ちなみにこちら。Q-pot.のメルトリング。
寒くて屋内に入りたがっている私のご機嫌を取りながらイルミネーションの綺麗なところまで連れて行った。私の要望が通らないということはなにかサプライズしたいのだろうと気づいた。
けど指輪だとは思わなかった。
しかもこのメルトリング、学生の私には気軽に買えないお値段である。
それに、かわいいのかたまりであるQ-pot.に男の子が１人で行ってくれたという事実がとてつもなく嬉しかった。
ただの指輪じゃなくて頑張り賞付きの指輪になった。
ただ彼は私の指輪のサイズを知らなかった。
だから予想で選んできたらしい。
結論から言うと、人さし指か中指用にほしいなと思っていた私の夢は叶わなかった。
私の指が太すぎた。
まさかの薬指にぴったりサイズだった。
この話を友人にしたところ
“それは彼氏が策士すぎる”
と言われたが偶然の賜物でしかないと思う。
それかナチュラル策士。
これだった場合わりとたちが悪い。
ずっと向こうが意図しない罠にはまるなんてまっぴらごめんだ。
せめて意図した罠にはまりたい。
そんなこんなでおしゃれリングを毎日薬指につけている不思議ちゃんになってしまった。
薬指にするなら華奢な指輪が良かったなんてわがまま言わないよ…？
記念日の話。
もう少しで７ヶ月の記念日とやらがくる。
私は記念日とかのお祝いする日は誕生日くらいでいいと思っているのだけれど彼は違うらしい。
“毎月記念日気にするとか私より女子かよ”
“毎月何かするのは誰かの月命日だけでいいわ”
とか少しだけむっとした。
価値観合わなくない？と軽く絶望した。
そして初めての記念日
“毎月おめでとうなんてなんか変だな”
“これ連絡したら毎月しなきゃだな”
“機嫌損ねるのめんどくさいししとくか”
と思い連絡したらやたら喜んでいた。
なんて単純でわかりやすい彼氏なんだ。
ちょろいという言葉は彼のためにあるのか。
それ以来、“彼が喜ぶなら良いか”と考え毎月記念日の連絡を入れるようにしている。
遠距離で特にお出かけもないのに伝えたいことがそれなりにあるというのも凄いことだなと感じながら。
“今月は何を伝えようかな”
なんて幸せな悩みだと我ながら思う。
とか言っていつか連絡し忘れそうだけど。
選曲の話。②
このブログの存在意義はメモだから誰得な内容になっていることはむしろ主旨に沿っているともいえる。
だからこそ誰も興味がなさそうな自分の歌いたい曲の事も書き留めておこうと思う。
ということで早速。
ひとつひとつを紹介する気もないけれど。
偏ってる曲の好みが露骨に出ているけれど。
この曲たちの理由はただひとつ。
“歌詞の中に伝えたい気持ちが入っている”
それだけ。
普段はなかなか素直に伝えられないからせめてカラオケで伝えましょうっていう試み。
我ながら楽しく歌うだけじゃないタイプのめんどくさい女だと思う。
普段から素直になれればいいのにね…！
ハンドクリームの話。
前に彼が来てくれたとき手がとても乾燥していた。
“お仕事頑張っている証だな”
と思いつつもさすがに手荒れがかわいそうだからハンドクリームを貸したらその香りが気に入ったらしい。
ちなみにこちら。JILLSTUARTのハンドクリーム。
正確には私が好きな香りだから気に入ったらしい。あほか。
けどそれが彼が飛行機乗る直前だったから使いかけだけどその場の雰囲気であげた。
今は仕事終わりとかにつけて私のこと思い出しているらしい。あほか。
とはいえ手もだいぶ良くなったらしくて電話中に
“なくなるし買いに行こうかな”
みたいな事を言い出したから焦った。
“え？君JILLSTUARTに単独で行けるの??”と。
JILLSTUARTにクリスマスシーズンでもないのに男の子が１人で行くのは難易度が高すぎる。
私だって１人で行くの緊張する。
ただ自分のハンドクリームもなくなりそうだったし仕方なくJILLSTUARTへ行き１つは郵送した。
たぶんそろそろ届く。いつものお礼として。
私のことはいちいち思い出さなくていいと思うけど。
選曲の話。
前のカラオケのあと
“またあざとい歌歌ってほしい”
とのリクエストを賜ったものだからあざとかわいい曲をなんとなく探す日々。
普段聞く曲が偏ってるうえに彼の好きな歌手なども把握しきれていないため手探りどころか宝探し状態。
手始めに恋愛の曲とかを連続再生してたら
西野カナ 『トリセツ』MV(Short Ver.) - YouTube
が出てきたから聞いてみた。
本当は西野カナちゃんとか
“恋する女の子の気持ちはわからん、聞かん”
“トリセツがいる女の子と付き合う男の子自体卍”
って思って敬遠してたからいつも通り飛ばそうと思ったけど何かの巡り合わせだなと思い聞いてみた。
いや、これめっちゃ共感できる。
これ彼の前で歌ったらあざとそう。
何より歌詞がかわいい。
男の子がわかってない女心がたくさん。
歌だから伝えられる女心がたくさん。
この曲叩くとか恋したことないのではと思うくらい女心。
次のカラオケ(日時未定)候補のリストには速攻入れました。
どうやら彼と付き合って恋する女の子の気持ちがわかるようになっていたらしい…。
手の平返しにも程があるけど笑って許してね。
君と僕の関係。
一応ざっくりと彼との関係も残しておこうと思う。
彼とは３年くらい前に趣味のグループで出会った。ちなみにその時の記憶はほぼない。
それから何回か集まるなかで優しくて顔がタイプでいつも頑張る彼のことが好きになった。
けど彼には彼女さんがいたから諦めていた。
ふとした時に色んな相談に乗ってもらって罪悪感を抱きながらも彼の優しさに甘えていた。
気づいたら告白されていた。少し前に彼女さんとは別れていたらしい。
趣味は同じだけれど住む場所は全然違うから最初から遠距離だった。
そこから会えない故の喧嘩もたくさんして
“やっぱり恋なんて無理だ”
“遠距離なんてうまくいくわけもない”
“人と連絡取り合うとかめんどくさい”
なんて自棄になったりもしたけれど彼は絶対に私を見放さなかった。
そしてその度にすごく好きになった。
月に何回かだけど電話でくだらない話をしながら好きを噛みしめた。
何回か会いに来てくれて趣味の場以外の彼のことを知ることができた。
そこうしながら半年が経っている。
私は学生、彼は年下の社会人。
環境も経験も違うのだからすれ違って当然だけど理解し合えればいいや。
春には私がそっちに行くから待っててね。
試験に受かって資格が取れればだけど…！
