気持ちの話。

後向きな感情が先行することもあるけれど、彼のことは相変わらず好きだ。

 

だから次の時にはのろけだすかもしれないし、もっと落ち込んでいるかもしれない。

付き合ってからずっと気持ちの上がり下がりが激しい。

 

好きだから細やかな違いも見逃せなくて、理解し合えたらどれだけいいか、と思っている。

 

趣味や口ぐせが似てくることより価値観が似てくればどれだけいいか、と思っている。

 

すれ違ったときに思いを伝えると彼は “喧嘩だ” と言い、途中で泣き始める。

私は “話し合い” だと思っている。

こんなところすらずれていると感じてしまう。

 

価値観が合わないままだったらどれだけ好きでも苦しい状況が続くのだろうと思うと、このままでいいのか悩んでしまう。

重い女になって自己嫌悪するし。

 

最初は彼の好きの方が強かったけれど、気がついたら逆転していたのかもしれない。

 

好きだから解決させたいけれど一気にはできない。

だから、日々少しずつのもやもやした気持ちを抱えてしまう。

 

 

ちょっと休憩が必要かな。

私の性格の話。

私は人間関係でのめんどくさいことが本当に嫌いだ。

苦手ではなくて嫌いだとはっきりと断言できる。

 

物事を決める話し合いは好きだけど、だらだらと人と話すことが嫌いだ。

生産性がなくて建設的ではない話はめんどくさい。

 

そして、感情を出しすぎるのことも弱味を見せて心配してもらいたがっているようで嫌いだ。

このブログだって知り合いが見ていないからこんなことが書ける。

 

弱って人に話すこともあるけれど、だいたいその後強い自己嫌悪に陥る。

余計に辛い、向いていないらしい。

 

大学では気がついたら周りの愚痴聞きになっていた。

誰かの肩を持つわけでもなければ下手に介入もしない点で都合がいいらしい。

ただめんどくさいことが嫌いだからこそ1人1人の様子を観察して上手く振る舞っているだけなのに。

 

そうやって人と関わってきたからか、彼には

“雑だ” と言われる。

 

雑なのは事実だけれど、明確にして何になるのかわからない所謂いちゃいちゃトーク的なものは嫌いな部類だからとても困る。

生産性がないと返信率すら露骨に下がってしまう。

 

とはいえ彼からの相談事にはそれなりに親身に、けれど私が決断をくだしてしまわないように気をつけているつもりだ。

それでも、“そういうときしか丁寧じゃない” とはっきり言われると自覚しているからこそ辛い。

 

彼の前でも友だち同様の気づかいで接した方がいいのだろうか。

彼は繊細で我慢強いからこのままの私では苦しめてしまう気がするから素は捨てよう。

好きな人の前で素を出せる恋愛に対する憧れも捨てよう。幻想だ。

 

 

この決意はすぐ揺らぐ可能性もあるけどね。

 

 

 

 

 

 

電話の話。

月に何回か、お互いの予定が合うときに電話をするようにしている。
彼と付き合うまで日々のラインだけでもめんどくさいのに電話なんて論外だと思っていた。

人の表情が見れない状態でコミュニケーションを取ることは得意ではない。
深読みしてしまって疲弊してしまう。

けれど彼との電話は楽しい。
しかもだいたい短時間だから疲弊する前に終わる。

そして2人ともあほだから、だいたいくだらない話をしてその時のホットニュースを話し忘れる。

しかも彼は切る直前に“大好き”って言わせたがる。
私は彼と違ってその言葉の安売りしてないからだいたいの場合は言わない。
そして彼が拗ねる。

掛け始めとかに言わせようとするなどの作戦の変更もなく切る直前に言わせたがるからあほかわいい。
なんて思っていることも露知らず彼は拗ねる。

彼の近くにお母さんがいることもあるのに
“大好きだよ”
なんて伝えてくるからますます恥ずかしい。
いつか会うときどうしてくれるんだ。

そして電話を切ったら律儀に
“電話ありがとう”
と連絡してくる彼はますますかわいい。
“またそのうち電話かけてあげましょう”
と思わずにはいられない。


オチが全く見つからない日もある。

音痴の話。

デートでカラオケに行ったとき
“え、歌うまいね” と彼に言われた。

違う、贔屓目を込みにしても彼が音痴なのだ。
なのに採点を入れたがる。そのやる気がどこから来ているのかが全くわからない。

そんな彼に私が彼氏に歌ってほしいと思っている曲を伝えてみたところ
“俺ジャニーズ入れちゃうかもよ”
などと言い出す。
その自信がどこから来ているのかが全くわからない。
彼女がいるのに入所して何をしたのいかも全くわからない。

幸いなことにジャイアンのような音痴ではなくて音域が狭いかつ音が曖昧なタイプの音痴だから聞いていて微笑ましさがあることは事実だ。
けれどカラオケモチベがどこから来ているのかが全くわからない。

なんとなくだけれど音感はあるから今まで音を外している人とのカラオケは苦手だった。
だけど彼の音痴はもはや愛おしいから自分の感情も全くわからない。

むしろまた行きたいとすら思うのは何故。
これが盲目というなら覚めてほしいものだ。
盲目になるところ絶対にここじゃない。
もっと身近な日常を許したい。

ここまでのこと全部こんなに真面目に振り返る必要は全くなかったことはわかっている。
ただ、カラオケデートのことを思い出してくすりとしてしまったから書いただけ。


誰か音痴へのアドバイス知りませんか…?

バレンタインの話。

彼と遠距離をして8ヶ月を迎えようとしている。

付き合い始めたときから遠距離だったし前の彼と遠距離したこともあるから特段違和感はないのだけれど。

 

ただ、こんなにうまくいく遠距離もなかなかないと自負している。

始めのうちは見えない不安に負けそうになったりもしたけれど、次第に丁度良い距離感を掴めた。

少し経った頃はたくさん言い合いもしたけれど、納得いくまで話すことができた。

文字だと細かいところまで伝わらないから電話もたくさんした。

“ありがとう” “ごめんね” の回数も並みじゃない。

そしてなによりも会えない分、照れくさくなる程の “好き” を伝えあってきた。

 

遠距離じゃなかったらこんなにも気持ちを口に出すことはなかったと思う。

会って遊んで笑って何かに少しもやっとしても蔑ろにしていたと思う。

こっちの方が後々に、“ずっと思ってたんだけど” という喧嘩にならなくて良い。

 

環境が変わって遠距離が終わる時がきても

気持ちはしっかり声に出す

ということは変えずに過ごすことができたらいいな。

 

なんてバレンタインのチョコレートを選びながら考えたりする。

バレンタイン撤廃派なんだけれど、これも気持ち伝えるひとつのコミュニケーションかと思い選んでみた。

郵送しやすさでチョコレート選んでしまってごめん。

 

 

気持ちは値段じゃない、はず。

 

 

包容力の話。

はっきり言って彼氏には女の子が求めるタイプの包容力が不足している。

悩み事話していても喧嘩していても途中で
“俺ならこうする” とか “俺も今悩み事ある” とか
電話越しから泣き声が聞こえてくる とか

気づいたら彼主体の会話になっていて
それを聞いて電話が終わることも少なくない。
会話のマウンティングがお上手。


寝る前にすっきりしない気持ちが現れて
“あれ?私の悩み事解決してない”
と気がつくも時すでに遅し。

“なんで彼は解決してない私はしてないのだろう”
“泣きたいのはこっちだったよ”
と思っても言えるわけもなく。


受け止めてくれるどころか最後まで聞いてもくれない。
受け止めてもらって泣いてしまいたいけれどできない。
そんな彼に悩み事を話すことも次第に嫌になってきた。
困っているときに話したいと思い浮かぶ相手が別の人になってきた。
彼と付き合う前の方が感情を我慢しなくて気楽だったとすら思う。


ただ、最後までひたすら聞いたあと

“大変だったね、君は悪くないよ”
“よく我慢していたね、偉かったね”

そんな風に受け止めてくれるだけで満たされるのに。
本当は別の人じゃなくて彼にそういってもらえた方が安心できるのに。
弱ってるときの女の子のメンタルなんて小さな子どもと大差ないのに。
数分でいいから100%の優しさと気づかいがほしいだけなのに。

とは言えこれを直接伝えることは彼の言動を支配することになりうる。
だから言えない、言わない。

苦しいときに頼ることができない存在でいいのだろうか。
なんて思うけど仕方がない。

彼には彼の過去や考えがあるだろうから、できる限りは
“そのままでいいよ”と言ってあげられる私でいたいとも思う。


これは私の優しさではなく弱さの象徴。

ブログの存在の話。

愚痴りたくなったり
のろけたくなったり
考えがまとまらなくなったり

そんな時に誰かの目を気にせずに

ここに書き留めて残したり
ここに吐き出して気分変えたり

そんな使い方をしようと考えていたのに

機種変したタイミングでブログのことを忘れてしまっていた。

もやもやが募ってやっと思い出した。



無になって素でいれる場所って大事。